守り殺される子供たち

 最初に言っておくがこれは私の勝手な個人的見解であって、何の根拠も証拠もないものなので、「こんな意見もあるんだまあ」と一笑してくれれば幸いです。

 そもそも題名が物騒なのですが、実際、現代そうなってる気がします。守ることでなぜ殺されるのか?それは生物の進化から話をせねばなりません。

 太古より生物は環境に応じて進化退化を繰り返し、環境に対応できた生物は繁栄し,できなければ絶滅の道を歩んできました。そんな中で哺乳類が獲得した最強の遺伝子!それは節約遺伝子なのです。

 節約遺伝子とは使わない機能をどんどん退化させ弱くしていく機能なのです。恐竜はこれがなかったため食えば食うほど強く大きくなったと思われます。運動なんて必要ない、強くなるには食えばいいのです。余計な脂肪など付かず食えば食った分、強靭な筋肉が付くのです。

 人間は食うだけ食って運動しなければたちまち太ってしまいますね。 節約遺伝子は筋肉が付くのを嫌います。筋肉は無駄にカロリーを消費するからです。運動して筋肉が付くのは節約遺伝子が、「こんな運動されたら筋肉つけなきゃやってられないなあ・・・」と思った時なのです。

 よって人間の節約遺伝子を解読しその部分だけを破壊できれば、食うだけで筋肉隆々のスポーツマンのような体になるのです。

 じゃあ、節約遺伝子って迷惑なだけじゃないか!って思うかもしれませんが、飽食の現代だからこそそう言えるのであって、食糧危機が来れば、なければ生きていけない遺伝子なのです。よって恐竜は氷河期を生き延びることができなかったのですね。

 さて、それと子供と何の関係があるんだい?と疑問の声が上がると思うのですが、それは・・・守られることによって節約遺伝子は、「自分で守る努力は要らんから消費エネルギーを節約していいよね。」ということになり、力が必要なければ筋肉を減らし、病気が来なければ免疫を弱める。という働きをするのです。


 清潔な環境が環境が子どもを守り殺す!

 最近、わかってきたことですが、子供のアレルギーが増えた原因は清潔な環境だという説があります。清潔すぎて若く元気な免疫細胞が働く場がなくて暇を持て余し、いらいらを異種蛋白質である食物に八つ当たりするんでしょうね。

さらに無菌状態で育てられた子供たちの免疫は活躍をする場がないので、節約遺伝子によってリストラされて弱体化するのです。マスクや除菌で病原菌が侵入する防護壁だけを高くして、侵入後の事は考えないということでしょうか。そうなると強力な病原菌やウイルスが入ってくると、自力では対抗できないかもしれません。生活環境の中には雑菌がうようよいます。それらを恐れて手洗いなど雑菌を遠ざけると免疫が運動不足になります。普段運動をしない人が急な運動をするとすぐバテるのと同じ。バテたらもう働けません。弱い病原にも対応できなくなるのです。カラスのように普段から腐った肉を食べている動物は免疫強いんだろうなあと思います。人間でも落ちたものでも平気で食べる人はそれなりに免疫が強くなっていくんでしょうね。 それでも除菌やマスクで侵入を防ぎきれば良いのかもしれませんが、体内にできるがん細胞に対してはどうでしょう?がん細胞は毎日無数に作られますが、ほとんどは免疫キラーT細胞によって抹殺されるのですが、免疫が運動不足でもちゃんと働いてくれるか心配です。

そんな弱った現代人のために医者や薬があるのですが、常に近くにいるとは限りませんよね。病原菌やウイルスは待ってはくれません。自分の免疫力が最後の砦なのです。

 冬になるとインフルエンザや風邪などが流行り、マスク、うがい、手洗いなど予防に専念する人が多く見かけられますが、私から見るとバカとしか思えない。ちょうど夏休みに遊んでばかりで最終日に宿題の山を目の前にあせる小学生みたいだ。大人で言うなら若いころに遊ぶための借金をして、老後の収入がなくなったときに膨らんだ利子とともに借金を返すようなもの。インフルエンザの構造は2種類の糖鎖がそれぞれ12種類ずつあって12×12で理論的には144種類の存在が考えられるらしいが、流行する型は限られているから若くて免疫が強いうちにいっぱいかかってしまえばいいのです。一般に子供と老人では老人のほうが病気になりにくいと言われます。年をとるごとにいろいろな病気にかかりそのたびに免疫を獲得してきたからです。免疫は経験を積むことによって強くなるのです。過去に流行した数種類の凶悪な香港A型やソ連A型など。全く同じ型なら免疫ができて二度と掛からないだろうし、風邪だって種類が多いから全部の免疫は無理だとしても、常に免疫が働く状態にしておけば新ウイルスへの対応も早いはずだ。戦う相手のことがわからなくても自分が強ければ負ける前に対応策がわかるかもしれません。予防に徹しきった人の末路は、老後免疫が弱くなり、今まで避けてきた病気を避けきれなくなって、重症化してしまうでしょう。病気は情け容赦ないのです。

 ではなんで国とか役所はマスク、うがい、手洗いなどの予防を勧めるか?それは責任逃れだと思います。病気にかかったときに、「国や役所は何も指導しなかったではないか!」と必ず人のせいにする輩がいるのです。マスコミも喜んで攻撃したがるのでそれはそれで仕方ないことなのですが…

 とにかく今予防しても将来老化して弱くなった体でウイルスを受け止める可能性があることはわかっておくべきですね。年取ってインフルエンザにかかるときっついよー!。

 予防注射が子どもを守り殺す!

 一般に予防注射とはその病原菌を死菌か弱らせた状態で体内に入れます。すると発病する力はないのですが、免疫は異物と見なし攻撃します。そして病原を記憶し抗体を作り破壊し、次の襲来に備えるのです。

 なんとも便利そうな仕組みですが、最近、予防注射世代が大人になってから、予防したはずの病気にかかることが起きています。これも先の節約遺伝子が絡んできているのではないでしょうか?弱らせた状態の菌では免疫は脅威と思わず手抜きした対策をするのです。それはそうでしょう、発病もしないくらいの弱い菌にエネルギーを使うなんてもったいない。なめてかかっているわけだから、効果は長続きしないのです。予防注射世代が老後、完全に免疫を失って老人性麻疹なる病気などでバタバタ死んでいくなどという事態が起きないことを祈るばかりです。

 完璧な冷暖房完備が子どもを守り殺す!

 今や夏は冷房、冬は暖房と一年を通じて過ごしやすくなっていますね。自分が子供だった頃、冷蔵庫すら珍くエアコンなんて想像もできなかった時代でした。夏は暑いことが当たり前で特に気にもしなかった。今の子は1日中冷暖房のある家にいて幸せそうです。

で、そこで思うのですが暑さ寒さに耐える力も本来生物が持っているはずなんですよね。それが必要ないとなると節約遺伝子は「必要ないなら節約だな」というふうに機能低下させるはず。暑さに耐える機能の一つとして汗腺の発達がありますが、幼児期のうちに作られるらしいです。汗腺が発達しないまま大人になると汗による体温調節ができなくなり、熱中症になってしまいます。実際、最近では熱中症になる人が多くなった気がしますが、冷房に頼りすぎたせいではないでしょうか?同じように冬でも暖房に頼りすぎると寒さに対応できない体になるのではないでしょうか?ちなみに私はここ数年、自分の部屋には冷暖房を一切入れていませんが、慣れれば結構耐えれるものです。