許せない献立

 保育園給食の中にどうにも理解できない献立がいくつかある。ここではそれをいくつか紹介しよう。

 酢豚にパイナップル

 この組み合わせは最悪メニューだ。酢豚は美味しいし、パイナップルも美味しいのだが、その2つを混ぜるととんでもなくまずくなる。美味しい2つのものを混ぜるとまずくなる典型例である。ラーメンもチョコレートも好きな人はいるだろう。だからといって親切にラーメンスープにチョコレートを入れられたら喜ぶ人がいるだろうか?
 そもそもなぜ酢豚にパイナップルを入れるのか?それはパイナップルに含まれるパパインと言う名のタンパク質分解酵素が肉の消化を助けてくれることが由来だそうな。それに胃の消化力に比べたら生のパイナップルの助けなど0に近いだろう。100歩譲って僅かな手助けが必要だったとしても、煮込んだら酵素は変質して意味のないものになる。ましてや給食のパイナップルは缶詰を使っているので全くその効果はない。
 しかし解決策はあるのです。パイナップルは酢豚に入れず別皿に分けて出せばいいのです。パイナップル入が好きな人は別皿のものを混ぜて食べればいいのだ。親切で混ぜてあげるのは余計なお世話だ。自分で選択できるというのは良い事だと思うのだが、なぜかうちの調理員はそれができないのである。



ドライカレーのレーズン

カレーの味にレーズンが合うはずがない。ほんの僅かな酸味なのにドライカレーの味を壊滅的に台無しにしてくれる。しかも分離しようとしても、結構細かく、かなり面倒だし、おまけに壊れて中の酸味が流出しやすい。
 これも水を吸わせたものを別皿にとって混ぜたい人は混ぜる形にすればいいのに、でもこれをやると、パイナップルと酢豚みたいなもので、ほとんどの人が混ぜないで食べるだろうから、今までやってたことを否定されるみたいで怖いんだろうなあ。



赤飯に小豆

赤飯はもち米でできており、その粘り強い食感が美味しいのだが、豆類はそのパサパサ感で粘りを台無しにしてくれるのだ。小豆は餡こにすることでパサパサ感は消えるのでもち米と相性が良くなる。その状態がおはぎと言われるものである。
 調理員の意見では小豆の色素で茶色い色を付けないと赤飯にならないそうだが、色なんてどうでもいいと思う。美味しく食べれるかが一番重要なのだ。



給食献立外だがイチゴのショートケーキ

果物全般はケーキと相性は良くないと思う。見た目は良いかもしれない。しかし酸っぱい果物と甘いケーキは合わないのだ。口の中で甘みが広がっているときに酸っぱみが来たら台無しになる。ただ単にイチゴが一つ乗っているだけのケーキならそれを先に食べれば解決するのだが、最近多いのは2段ケーキで中に地雷のように果物が隠されているものが多い。これは分離が難しくなるし、ケーキを食べている最中に果物も食べなくてはならなくなる。嫌がらせもここまで徹底されると見事としか言いようがない。